現状について
この調査結果は、内閣府男女共同参画局において、令和元年度(平成 31 年 4 月 1 日~令和 2 年 3 月 31 日)の、全国 287 か所の配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数等を集計した結果である。
出典:内閣府男女共同参画局 配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数等(令和元年度分)
男女関係の問題の1つでもあるDV( ドメスティックバイオレンス)。
コロナ後、相談件数は119,276件を超えました。5月6月で見ると前年同月の1.6倍に上がっています。
配偶者によるDV被害相談件数で見ても月毎に15,000件以上の相談があります。DVにも様々なものが該当します。
身体的暴力 殴る 蹴る 首を絞めるなど力で支配する
精神的暴力 脅すなど
経済的暴力 生活費を渡さないなど
社会的隔離 周りとの付き合いを制限する 仕事を禁じるなどありますが一番分かりやすのは身体的暴力です。
支配により被害者側も逃げたり抵抗するとより危ないと思ってしまい、訴えづらい 行動に移しづらい状況 報告して罪に問われると被害者側が生活出来なくなると考える人もいます。
恐怖で萎縮している。助けを求める力も考え判断力も奪われている。相談出来る人がいない。
相談したとしても連れ戻された時点で確実に殺される 虐待が酷くなる恐怖もある為言えない 相談出来ない状況。
また家族 身内を警察に突き出しにくい 言いにくい部分もあります。
DV 加害者の原因
全て間違った認識 捉え方だがDVの原因も様々あります。
相手の痛みが分からない精神的に自立できていない人
暴力の原因の多くはアルコールや覚醒剤と言われている。また金銭的な面も関係している。
俺がいないと生活出来ないだろう等の思いがある
力で相手を支配したい コントロール、自分の思い通りにしたいなど相手への依存度が高いのも原因
暴力=しつけだと間違った認識を持っている
夫婦は〇〇であるべきが強すぎる
ストレスの吐け口 男性は特に世間的に愚痴を吐きづらいとの場所があまりない。プライドが高い。
幼少期の家庭環境で男が偉いんだ だから逆らうなと言う認識のズレ
加害者側にも伝えたい改善策
夫婦 カップル間で暴力を振るう人は被害者の事が本心で嫌いな人はほとんどいないと思っています。
口喧嘩は一方的になっていないかどうかが大事です。
完璧な人間は存在しません。暴力を振るわず相手の良いところを見つけてあげる事が大事です。
殴っても無駄だと気付き暴言の言い方でも無駄だと気付くべきです。 お互いに成長する事が大事なので。
その怒ってる時間が無駄だと気付く事 本当に相手の事が嫌なら暴力ではなく状況によっては、別居(一回距離をとる)や離婚の話を持ち出す事によって加害者側が自分の過ちに気付く場合もある。また一度距離を取る事によってお互いに気付く事、見えてくる事もありますので。
加害者側に特に伝えたいのは相手から離婚を切り出されてもどう思うか 自分が好きになった人を縛りつけて幸せなのか 相手にやってる事が世間的に見てどの位悪い事なのか考えてみる もう力で支配するのはやめにしましょう。
経済的暴力を受けている場合は、自宅で自分で稼ぐ力を身につけておく事も先を考えた時に必要になってきます。
DVに遭った際の対処法
犯罪や事故の発生には至ってないが、DVやストーカーなど警察に相談したい時は警察相談専用♯9110に電話するかDV被害の相談窓口やネットで今の状況を発信してみる。
DV、ストーカーに関しては加害者、被害者の状況により対応が変わってきたりもするので一度相談をしてみる事が大事です。DV防止法
まとめ
DVは身体的暴力が1番分かりやすいです。
まず手を挙げている時点で異常だという事を認識してください。
普通の夫婦喧嘩であれば手が出る事はありません。この認識のズレがある人は今すぐ辞めるべきです。
力に差がある状態で力で支配するのはおかしいです。
被害者側は自分を責めない。暴力が愛情表現な訳がない。
仮に被害者側に落ち度があったとしても人の道を外すような事をしない限り暴力を受けるのはおかしいと認識する。
YouTubeのAbema報道リアリティーショーの夫婦など実際のDVがあった夫婦の話などを聞くのも参考になります。
また子供が見ている場合は子供がこれから成長する上で悪影響でしかないので、お子さんがいらっしゃる方でしたら尚更子供の為にも立ち上がって誰かに相談して自分の今の状況にあった解決策を考えてください。
女性に対して、生まれつきから力に差があるのにそれを使って支配 危害を加えるのはおかしい。
旦那さんに対してもお仕事お疲れ様の気持ち お互いに認め合う そしてお互いに思ってる事を言い合えばいい 今までを振り返り考え直す 完璧な人間なんていないんだから